リラックス療法
現代社会はかつてない程の「ストレス社会」になっています。
今や「腰痛」「肩こり」の主な原因が「過労」等による「筋肉疲労」から「ストレス」「心因性」へと変わりつつあるのも間違いありません。
「腰痛」「肩こり」で悩む人は「パソコン作業が・・・」「立ち仕事だから・・・」と仕事の特定の姿勢や特定の筋肉ばかり使用する労働環境にその原因が潜んでいると受け止めがちです。ですが、仕事を「これぞ天職!」と感じて励んでいる人は同じ労働環境であっても、どれだけ身体を酷使する環境にあっても、不思議と「腰痛」「肩こり」といった自覚症状を持っていません。
ここに「腰痛」「肩こり」の見通しがちな落とし穴があるのです。
「腰痛」「肩こり」を強く感じている方の多くが「ストレス」を他の何かで強く感じています。
- 「仕事上のトラブル
- 「職場の人間関係」
- 「家庭での家族関係」
- 「現状への不満」
勿論、「特定の姿勢による継続的な負荷」という身体的な負担もそこには潜みます。つまり、「腰痛」「肩こり」には「身体的」「精神的」と二つの負担がのしかかって起きる症状だという事なのです。
ですが、一般的に「腰痛」「肩こり」等は「身体的負担による疾患」という見方が一般的です。その為「精神的な負担」が忘れられてしまいます。
ゆえに「身体を治しても、慢性的な痛みが抜けきらない腰痛/肩こりが起こる」のです。
ですが、それを防ぐのはそんなに難しいことではありません。ほんの少しの「継続的な努力」で大丈夫なのです。
元気回復堂では誰でも簡単にできる、「心のストレスの対処法」をリラックス法としてアドバイスしています。
ちょっとした「気持ちの切り替え」にも大変役立ちますので、是非お試し下さい。
リラックス法1:心身に語りかける
一度慣れてしまうと最も活用しやすいリラックス法がこれです。
まず最初に仰向けになってください。そして自分の身体を「空気の詰まった風船」としてイメージし、頭/首/手足といった末梢から空気を抜いていくように身体の力を抜いてください。最初は複式呼吸で大きく息を吸い(風船を一杯にするイメージ)、大きく息を吐く(風船の空気を抜き切る)といったやり方の方が良いかもしれません。
大きく複式呼吸をする事で肩の力が特にスーッと抜けていく感覚、身体がペッタンコになる感覚を掴めるかと思います。
その「力が抜けていく感覚」を感じた時が「身体がリラックスした状態」です。その状態を感じた時に
- 「ゆっくり休んでいいんだよ」
- 「身体よ静まれ」
- 「心よ静まれ」
と身体と心に語りかけてください。自分の心身に自分自身の意思で許可を出す。これがリラックス法としては本当に馬鹿にできない効果を持っています。
何より、誰でも簡単にできるのが大きなメリットです。
独りで幾ら悩んでも「答えが出ない」悩み事は沢山あります。そういう「出口の見えない」悩み等に心が囚われている場合には大変効果的です。最初の複式呼吸で心が身体に働きかけていた不要な緊張が解け、その後の語りかけによって気持ちをスッと切り替える事ができるのです。
是非一度、お試し下さい。慣れると本当に重宝しますよ!
リラックス法2:前向きに心配する
これは日常的な「ストレス(心配事)」に対してとても効果的な方法です。「ストレスの受け流し方」ともいえます。
とかく真面目な日本人は「心配事」の全てを受け止め、自分の責任のように抱え込む傾向があります。責任感が強すぎるのです。こんな事を繰り返していてはどれだけ心身共に強い人であっても直に心が疲弊し、身体は「腰痛」「肩こり」といった慢性的な疾患に悩まされてしまうものです。
そこで、「心配する必要なんてない」と言っても「ハイ、そうですね」とはなりません。逆に「励まされた」「心配をかけている」という受け止め方をして更に自分を追い込んでいく可能性の方が高いのです。
心配は何も+のエネルギーを生まず、-の悪循環を起こしてしまうのです。
では、一体どうすれば良いのか。
「前向きに心配をする」
この習慣を持つ事です。前向きに心配をする事で「曖昧だった心配事」を「具体的」に受け止める事ができるようになります。
- 1.心配事の本質を1文で書いてみる
- 2.何故、自分が心配しているのかを考える
- 3.今、自分にできる事が何なのかを考える
- 4.自分にできる事を行い、納得する。
このように「行動に移る」までの段取りが「前向きに心配する」事によって可能となります。大抵の悩み事は自分ひとりでどうにかできるものではありません。そんな事を自分で背負い込んでもどうにもできないのです。その場合は「自分にできる事」を整理し、それを「実行する」事によって「今の自分にできる限りの事はした」と納得をする事が大切です。
「人事を尽くして天命を待つ」
論理的に心配事に働きかける事が「前向きに心配する」という事なのです。
リラックス法3:行動をもって良しとする
心配事を抱え込みやすい人は総じて似た傾向があります。
「石橋を叩いて×5、最後にやっぱり渡らない」
このような傾向です。別名「100%主義」とも言えるこのタイプは自分が思い描いた結果が完璧に実現されない限り、「何が足りなかったのか」と自分自身を責めてしまいます。そしてそれを繰り返す中で怖くて中々一歩を踏み出せなくなってしまいます。
「できない理由」をドンドン思いついてしまうタイプです。この場合はとにかく「70点主義」の気持ちを心に定着させる事が大切であり、それには「行動」が最も最適な方法です。60点でも70点でも、結果的にはちゃんとした流れに乗っていくという「体験」を積んでいく事が大切なのです。
そこで、「100%主義」の人には下記の方法がとても効果的です。
- 「行動する前に余り細かく考えない(未来をあれこれ予想しない)」
- 「行動による結果を責めない(批判はしない)」
- 「大きな声を意識する」
- 「人の良いところを見つける習慣を(人を褒める)」
この取り組みをそれこそ「できる事から始める」事で自分自身だけでなく、自分を取り巻く環境が変わっていきます。
「自分を変えると他人(周囲)が変わる」
これは本当なんです。
リラックス法4:自分自身に関心を持つ
これは「自分自身を認める・許す・受け入れる」という意味です。
人間誰しも完璧であることはありません。長所があれば短所もあります。そして成功もすれば失敗もします。
「成功と失敗の繰り返しこそが人生」
という事なのです。
失敗をしても、短所を見つけてもそれを責める必要はありません。受け入れて変えていけば良いだけなのです。人は中々「短所」「欠点」「失敗」といったマイナスの物事を受け入れる事ができません。それゆえにストレスを抱え込んでしまいます。
その時点でのマイナスよりも、少し先を見て「じゃあ、長所に変えよう」と今の自分を「許し」「受け入れ」て前に進む習慣をつけると大変効果的です。
「許す」という心の持ちようは特に効果が大きいですよ!






