明らかにされた腰痛の脅威
2013年に発表された「2010年の世界の疾病負担研究(ワシントン大学保健指標評価研究所と東京大学などによる共同プロジェクト:世界187カ国における死亡と障害の原因を、性別・年齢階級別に詳細に分析)」で、
日本における
健康への最大の脅威は
「腰痛」
であることが明らかにされました。
私たちとって長生きとは人生を謳歌できる健康な状態が長く続くことであり、ただ死なずにいる時間の長さではありません。そうなると、死因になる疾病よりも、健康でいる時間を短縮する疾病に目を向ける必要があります。
日本では癌や心臓病、脳卒中という3大死因に目が向けられてきたために、健康をむしばむ最大脅威の腰痛の研究は他の先進国に比べて大きく出遅れました。
進む他国での腰痛治療
スペインのアーゲ・インダール医師の研究により、医学的な治療を一切受けなくても腰痛に対する正しい
知識を知るだけで、痛みが改善し、再発も予防できることが科学的に証明されました。
「腰痛とは一生付き合っていくしかない」このような一昔前の考えをいまだに大多数の国民が信じているのは
先進国の中では
日本だけです
腰痛は放置すれば重症化してきます。そして重症化すればするほど改善しにくくなるので早めの手当てが必要です。